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製造者インタビュー

創業当時からの味を守り続ける秘訣は何ですか?!
・坂田会長
これほどの長い歴史があると、震災や戦争など自分達ではどうすることも出来ないこともたくさんありましたね。

でも、何が起きてもソースに対する情熱を持ち続けることが大切だと思います。
そして妥協をしないこと。これが続けられる秘訣かな。

実際、現在の滝野川に移転した時も味が変ってしまい、しばらくは元の味に
戻すのが大変でした。
それでも初心を貫き、ソース作りに情熱を注ぎ続けました。

昔からずっとファンでいてくださるお客様に変らぬ味を楽しんで
頂きたいし、もっと多くの人に愛用されるトキハであり続けたいですね。

※弊社 代表取締役会長 坂田 実 儀 去る平成20年7月12日享年75才にて逝去いたしました。

今だから話せる苦労話は何ですか?

・小倉工場長
初代の製法は毎朝、新鮮な野菜を仕入れ、生野菜を使うこと。
これがトキハソースの最大の売りです。

しかし、自然が相手です。
時には新鮮な野菜が東京に届かないなんて緊急事態も・・

その時は夜中に長野まで車を飛ばし、野菜をかき集めに行きましたね。
便利な物が多い世の中でも他に選択肢はありません。
だから東京に野菜が届かなくても、手に入れる為ならどこまでも行く。

粉末になった野菜のパウダーを使っているメーカーが多い中、トキハソースは
一貫して生野菜。粉末と生野菜では味が全然違うんですよ。

こんな苦労も生野菜にこだわってるトキハソースならでは・・・と今だから
笑えますが当時は大変でしたね。

ズバリ!一番大変な作業は?!
 
・小倉工場長
手作りが基本ですので、体に応えることですかね。
たとえば、野菜を煮ている時に私達はこまめにアクを取るんですね。
その方が味がクリアーになるので手を抜けないんです。

でも、この作業は熱さとの闘い。
夏なんて45℃以上。正直、夏は必死ですよ・・・

あとは味見。これは誰にも負けないくらいしてますね。
新しいソースを開発する時はもちろん、常にその味を知り尽くすこと。
何度も何度も納得できるまで繰り返します。

その量はきっと普通の人のソース摂取量と比べたらとんでもない量。
たくさん味見することで微量の違いにも気付くことが出来るので料理人には
大事な仕事ですが。

朝も早いですし、健康な体を維持することが不可欠です。

最近の開発品はありますか?!
・坂田 会長
今まで、初代はとんかつソースを開発、私は生ソースを開発してきました。

また、「どっちの料理ショー」の依頼で作った『特選』をはじめ、
様々な所から特注のオーダーを頂きますね。

最近は、あるコンビにから弁当用に「前の晩からかけても生地にしみ込まないソースが欲しい」という注文があったんです。
そんなこと出来るの?!と思うでしょう。

私自身もなかなかの無理難題だなぁと思いましたが、その方がやりがいも
ありますし、こうしたニーズの中にこそ新しい活路があると思うんですよ。

失敗を重ね、工夫を凝らし、やっと完成させたソースに満足して頂けて、納品。
すぐに再オーダーとなって大成功でした!

今も昔も受け継いできたのはソースの味だけでなく、柔軟なアイデアと情熱なんですね。
今日はありがとうございました。